10月27日 「病気の子どもの教育」 日本学術会議 出生・発達分科会
日本学術会議、臨床医学委員会出生・発達分科会に
出席してきました。
今年度の目標は、
子どもの心身の健康な発達を阻害する社会的な問題について議論し、
国に提言すること。
とても大きなテーマです。
今回は、参考人レクチャーとして、お二人の先生からお話を伺いました。
(参考人という呼び方は個人的に違和感があるのですが、日本学術会議で普通に使われる
用語のようです。ごめんなさい)
お一人は「病気の子どもの教育」について、関西学院大学教授・丹羽登先生。
特別支援学級数が年々増加している現状は、合理的配慮に基づいた適切な教育が行われ、
通常の学級とも連続性のある多様な学びの場が提供されていることも一因のようです。
一方、特別支援学校の高校段階が不十分という課題をあげられました。
もうお一人は、順天堂大学特任教授・恒松由紀子先生。
英国で20年以上続いている「両親と子どもの縦断的研究」について紹介されました。
知識と視野が広がった会議でした。